【ブログ/煮込ミスト】〆にすすきのから北24条へ。町寿司『まつ元』で大将とネタを楽しむ

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地方で飲む時の最近のお気に入りは、町寿司で〆ること。

札幌の知人に「美味いし、何より楽しい、いい感じの町寿司がある」と聞き、ホテルのある「すすきの」から地下鉄に乗りルンルン気分で「北24条」へ。

北24条「まつ元」

向かったのは、1989年(平成元年)4月創業の「まつ元」さん。前日に今年の秋刀魚初水揚げのニュースを聞き、寿司屋でぴちぴちの秋刀魚にありつける!と期待に胸を膨らませ、鼻息荒めで暖簾をくぐります。

カウンター前のネタケースを見る限り秋刀魚の姿が見当たらない。大将に聞くと「鼻っ面が黄色くなったら秋刀魚は買うようにしてる」とのこだわり。一見、やる気のなさげなオモシロ大将ですが、仕入れや鮮度にはこだわりがあり、目利きにかなったネタだけがショーケースに並びます。

ハイボールとお通し

まずは、ハイボールと磯つぶ貝煮のお通しで飲みながら、ショーケースを舐めるように眺める。

刺し盛り

あまり見すぎても、アレもコレもになってしまうので、北海道産縛りで何点か盛ってもらうことに。

シャコ
小樽の漁師から直接引いているシャコ。甘ダレとかかり、シャコの旨みが鼻から抜ける。

タコ
真ダコや水だこより小ぶりの柳タコ。大将の自慢の活タコで、柔らかく炊かれており、吸盤との歯応えが楽しめる。ここに来たら絶対に食べたい看板メニューだ。

ニシン
秋刀魚が不在だったのでニシンを代わりに。代役として不足のない満足感。

牡蠣
夏の北海道では仙鳳趾の牡蠣しかないらしく、この時期は最も濃厚でクリーミーになるそう。

cold sake

飲むだけで髪が増えそうな、増毛町の国稀特別純米を冷酒に切り替える。

握り

最後にお腹の限界が来るまで握ってもらいます。

ボタンエビ
カシラ部分と卵が後からついてくる、お得感満載の一貫。

関サバ
九州から年に何度かしか入ってこない関サバも握ってもらいます。数秒間、大分へプチトリップ!

トキシラズ
脂が乗った産卵前の夏に出回る、北海道でならではの若い鮭。

ウニ
美国町の紫ウニ。「何もつけずに素早く食べてくれ」とのこと。コレが500円で食べられるお店はここだけではないでしょうか!

word used after one has been treated (esp. used after a meal)

最後にたらの旨みたっぷり汁でフェードアウト。

北海道の漁師は20日くらいまで盆休みを取るようで、それ以降はさらに豊富なショーケースになるそう。それでなくても十分に満足させてくれるポテンシャルを持つ「まつ元」さん。大将と店員さんの小粋なやりとりも含め、また来たくなる町寿司でした!

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Store Information

寿し処 まつ元(まつげん)

Time: 18:00-23:00
Closed: Sunday
電話:0117298910
住所:〒001-0024 北海道札幌市北区北24条西4丁目2−14 館ビル


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