阿佐ヶ谷「だいこん屋」
阿佐ヶ谷の線路沿いにある半世紀酒場「だいこん屋」さん。

1972年5月創業。阿佐ヶ谷のはずれに位置し、外が静かな時は店内の換気扇の音が聞こえ、車やバイク、電車が通るたびにデシベルが上がる。そんなところにも半世紀の歴史をしかと感じる、阿佐ヶ谷の重鎮。
店内に入るとL字……というより、への字の杉の一枚板カウンターがあり、その奥には座敷が展開。日本人なら、入った瞬間に疲れもストレスも吹き飛ぶような、癒し系の空間が広がる。しっぽりと飲みたい時にピッタリだ。

年季の入った酒燗器越しに水冷が見える、カウンター一級ポイントに座らせていただきます!

Bottled beer
大瓶はエビス、中瓶はドライ。今夜は弱気に中瓶をもらいます。

先に座られていた黒帯マダムに軽く会釈をして、ゆるっとスタート。
Tuna sashimi
豪勢に7切れ盛られた、美しい赤身。

アテが来ても、飲むペースは一定。酒とつまみをしっかりと味わう、だいこん屋のペースに引きずり込まれます。
レンコンはさみ揚げ
目がない、旬の「レンコン」のはさみ揚げ。

一口目の瞬発力があるわけではないが、じわじわと旨みが広がり、気づいたら優しい気持ちになってしまう。だいこん屋の真骨頂的な一品。
熱燗と赤エビ
マグロをいくつか残しておいて、金沢の酒「黒帯」の熱燗をもらう。

それに合わせて、赤エビの明太子和えを追加。

日本酒を引き立てる、最高のお膳立て。
これらをつまみに、ちびちびと最後までフェードアウトモード。熱燗をおかわりして、しっかり整います。
word used after one has been treated (esp. used after a meal)
2023年夏にご主人が亡くなられ、今では女将さんと娘さんのお二人で営業。
ご主人は著書『阿佐ヶ谷歳時記』の原稿を書き終え、出版社に渡したその日に具合が悪くなり、ホッとしたのだろうか、そのまま亡くなられてしまったという。

木・金・土の週3日営業となり、なかなかタイミングが合わず数年ご無沙汰でしたが、来てみればやっぱりいい酒場!近々また伺います!

menu


Store Information
だいこん屋
時間:18:00~23:30
定休:日・月・火・水
住所:〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1丁目9−2




Comment