【ブログ/煮込ミスト】町寿司の最高到達点ここにあり!千葉蓮池「金寿司」

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あっちも寿司屋。
こっちも寿司屋。

やたらと町のお寿司屋さんが多い千葉・蓮池エリア。調べてみると、かつては料亭などが立ち並び栄えた花街だったらしく、今でもどこかその名残を感じる。ぐるりと一周ロケハンした中で、いちばんオーラを感じた「金寿司」さんの暖簾をくぐることにした。

千葉「金寿司」

店に入ると、分厚い針葉樹の理想的な一枚板エル字カウンター。そして、これまた立派な厚み10センチ超えの針葉樹テーブルが、ゆったりとドンドンドンと3卓並ぶ。

次から次へと鍋や揚げ物が2階へ運ばれていくので、多分2階には宴会席が広がっているのだろう。

カウンター向こうでは、3人ほどの職人さんがせっせと注文をこなしている。
(やはりここは間違いない町寿司だ!……いや、待てよ?…メニューが一切ないぞ…?もしかして高級寿司なのか…?)

Bottled beer

そんなこんなで、とりあえず瓶ビールをお願いする。

お通しには、一口サイズの温奴が出てくる。

白子ポン酢

目の前のネタケースに美味そうな白子があったので、もらうことに。「ポン酢でいいですか?」「お願いします」

あったかい白子に岩のり、赤い海藻、柚子の皮、もみじおろし。見た目も華やかで、旨みが幾重にも押し寄せる衝撃の一番バッター。

うなぎ肝串

バランスよく串打ちされた重量感のあるうなぎの肝串は、パリパリ食感に甘いタレが絡み、文句なし。

シマアジ刺し

テーブルのお客さんに店主が言っていた「今日はシマアジ美味しいよ」にしっかり乗っかる。

脂ののり、食感に合わせた厚み。こちらも文句なし。新鮮なわさびは、たっぷり乗せてもへっちゃらな爽快感。

hot sake

「熱燗ください」

銘柄も聞かれずお銚子で登場したのは白鹿の熱燗。

なんだろう。メニューもないし、いくらかかるのかドキドキしていたが、白鹿が出てきた瞬間、急に安心感が生まれる。

新規でスミイカの足を炙ってもらい、取っておいた白子としまあじをちびちび合わせる。

生姜と海苔の香りがたまらない、芸術品のようなスミイカゲソ。しっかり日本酒に合うように調理してくれている。

grip

中トロ、赤貝、コハダと、今日のおすすめ2種類をもらう。おすすめはカワハギとイワシ。

一貫一貫説明不要の美味さ

アガリをもらい、サービスでつみれのお味噌汁までつけてくれた。

このつみれの味噌汁がとんでもなく美味かった

word used after one has been treated (esp. used after a meal)

お会計は税込6,000円ほど。

ニトリもびっくりな“お値段以上”の町寿司「金寿司」さん。雰囲気、一品一品の細部へのこだわり、そして価格まで満足の、千葉……いや、日本を代表する理想の町寿司「金寿司」さん!

聞けば、創業は戦前で、現在は3代目のご主人が切り盛りしているとのこと。「分かる人だけ来い!」という、そんな粋なメッセージを最後に感じました。またお邪魔します!

Store Information

金寿司

Time: 17:00-23:00
Closed: Thursdays
住所:〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3丁目5−8


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