松江「寿し秀」
米子空港に着いたのが20時。車を安全運転で飛ばし、松江の繁華街に到着したのがだいたい21時。
「やまいち」や「にかく」など4軒ほどフラれて凹んでいる中、“遅くまでやっている”という情報を頼りにたどり着いたのが「寿し秀」さん。

(よっしゃ!やっている!)
暖簾をくぐり「やってます?」と聞くと、「カウンターどうぞ!」と元気よく案内してくれた大将の笑顔が、キラキラと輝く天使のように見えた。

「もう何年やっているか覚えていない」とのことですが、東京で2年、大阪で1年修行し、地元松江で23歳のときに独立。今年で78歳とのことで、計算すると55年になる。
Bottled beer
大橋川を往復し、カラッカラに乾いた喉に流し込むスーパードライが格別にうまい!

sashimi
とりあえず「ご当地」を盛ってもらう。

出てきたのは、ノドグロとシロイカ。
松江といえばノドグロ。贅沢に大ぶりにカットされ、淡白な白身に上品な皮のアクセントが最高。
トロッととろけ、稲妻が走るほどの幸福感。
“高級魚よりアジ・サバが一番うまい”と思い込んでいる小生にとって、ノドグロの刺身は初体験。
東京で食べたら10,000円くらいしそうな極上モンだ。
イカはいい感じにネットリしておりベストタイミング。自家製の醤油に付け、鮮やかな紫のオオバコとミョウガを小粋に合わせる。
焼き秋刀魚
自家製の醤油があまりにも美味しかったので、秋刀魚の”素焼き”をもらい、その美味しい醤油をぶっかける。他にはない味わい!なんだこの醤油は!

cold sake
島根県奥出雲町の簸上清酒の「七冠馬」をもらう。仁田米を使った、島根の底力を感じる一本。

美味さシンボリルドルフ級。
grip
島根産のウニ、沖ノ島のタコ、名物のアジ。



それぞれの食レポは端折りますが、どれも説明不要の握り。
word used after one has been treated (esp. used after a meal)
この満足感で税込7,000円。「ノドグロはだいたい2,000円くらいかな」と大将。
何軒もフラれて絶望気味でしたが、起死回生!遅くまでやっている町寿司「寿し秀」さんでサヨナラ逆転!いい夜になりました!
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Store Information
寿し秀
住所:〒690-0006 島根県松江市伊勢宮町537
時間:18:00~24:00
Closed:




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