【ブログ/煮込ミスト】横浜のカウンター焼鳥酒場「お加代」煮込みは冬までお預け

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横浜「お加代」

横浜から狸小路を通り過ぎ、帷子(かたびら)川沿いにある「お加代」さん。一階は7人ほどが座れるL字のカウンターで、2階もあるらしい(まだ上がったことはない)。1952年(昭和27年)創業の老舗酒場だ。

何度か訪れているが、煮込みは冬季限定のため、梅雨時期の今回はお預け。とはいえ、これは煮込ミストあるあるなのでノーダメージ。むしろ「また来る理由ができた」とポジティブに捉えている。

ホッピー黒

珍しくホッピーは黒の一種類のみ。理由を聞くと、冷蔵庫が小さいため種類を置けないからだそう。なぜ黒なのかというと「ただ単に美味しいから」とのこと。大将に完全同意!

しかも、ホッピー専用タンブラーで出してくれるのが地味に嬉しいポイントだ。

山芋の出汁醤油漬け

すぐに出てくる短冊メニューから「山芋」をオーダー。スターターとして大抜擢の1番バッター。

串焼き

ペッパー多めで、ホッピーを加速させるヤゲン軟骨

お隣のスパイシーラム焼き。カレー風味のラム肉で、アジアの屋台を思わせる一品。卓上のスイートチリソースで味変するのが最高。※アジアの屋台へは行ったことありません。

鳥とピーマンが交互に刺さったピー鳥串をタレで。ピーマンの苦みとムネ肉のさっぱり感に、さらっとまとったタレが加わり、無敵のトライアングルが完成する。

Japanese rice wine

「にしん蒲焼」を前に、完全に日本酒モードに突入。日出盛をぬる燗で。

にしん蒲焼

骨の多いにしんを江戸前風に蒸して焼き上げた、上もんの一串。

子供の頃に食べ慣れた家庭のにしん焼きとはまったく別物のクオリティ。うなぎを思わせる、甘ダレと山椒の相性は、脳がバグるほどの新感覚。これがレギュラーメニューになっている理由がよくわかる。

word used after one has been treated (esp. used after a meal)

この狭小空間でできることを突き詰め、大将のこだわりが詰まった洗練されたオペレーション。

騒がしい横浜駅付近で、ほどよい緊張感を保ちながらしっぽり楽しめる貴重なカウンター酒場。それを求めて女性客や若いお客さんも多く訪れる。長居無用という雰囲気があり、後ろ髪を引かれてリピートしてしまう魅力がある。

次こそ、煮込みのある寒い時期にお邪魔します!

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Store Information

やきとり お加代 本店

時間:16:00~22:30
Closed: Sunday
住所:〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸1丁目1−2

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