岩手県産株式会社が販売する、オシャレな角打ちでも見かけるサバ缶「サヴァ缶」が、在庫限りで販売終了となるようです。累計販売数1200万個を超えるヒット商品でしたが、サバの不漁、原材料価格の高騰、そして製造工場の操業休止が重なり、生産継続が困難となりました。
「サヴァ缶」は、東日本大震災からの復興を目指し、岩手県産、東の食の会、岩手缶詰の3者で開発されました。国産サバをオリーブオイルなどで洋風に味付けした斬新さと、おしゃれなパッケージデザインで全国的なサバ缶ブームの火付け役となりました。
近年はサバの記録的な不漁や、オリーブオイルなどの価格高騰に直面。さらに、製造を担っていた岩手缶詰釜石工場が今年5月に操業を休止したことで、生産がストップしていました。
すでに全5種類のうち3種類は完売しており、残りの商品も在庫がなくなり次第、終売となります。
岩手県産株式会社
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