芋焼酎が生まれた町「伊佐市」
1990年に大口↔川内間を走る鉄道「宮之城線」が廃線になり、車がなくてはなかなか行けない伊佐市。
2008年に大口市と菱刈町が合併した伊佐市は芋焼酎の発祥として知られており、1970年にこの地域にある13蔵のうち11蔵が合併して誕生した「大口酒蔵」。伊佐錦や黒伊佐錦など、芋焼酎ファンを虜にする玄人好みで真面目な焼酎を生産しています。
他にも伊佐美や伊佐大泉など酒好きなら聞いたことのある酒蔵がある、まさに芋焼酎の聖地でなのであります!
伊佐市「ひろ」
そんな伊佐市で一番古く、今でも一番賑わっている居酒屋総大将「ひろ」さん。
創業は1967年(昭和42年)で、今の場所に引っ越したのが1983年(昭和58年)。
屋号の「ひろ」は初代のひろ子さんからつけた名前ですが、二代目の旦那さん(今の大将)も「ひろし」さんなので偶然としっかり”ひろ”を継承している。
栂の100mm以上ある厚みのカウンターには黒帯達の指定席化された椅子が5席ほど。入ってすぐ左にはいろりのあるテーブル席、奥には座敷があり、地元のおじさん達の笑い声が溢れる。そんな地元の呑兵衛が毎晩集まる抱擁力たっぷりの居酒屋さん。
お湯割り
飲むのはもちろん「大口酒蔵」の焼酎をもらいます。地元の、しかも決まった酒屋からしか手に入らない「伊佐舞」を、焼酎がまろやかになると言われている鹿児島の酒器「黒千代香(くろぢょか)」に入れていただきます。
わっぜうんまかー!
鳥刺し
まずはムネ肉とモモ肉の部位ごとに盛られた鳥刺。
「地鶏は宮崎のイメージがあると思うけど、鹿児島の方が美味しいのよ」と地元の黒帯ご婦人!
豚の味噌焼き
大口酒蔵の焼酎粕を食べて育ったIMO豚の味噌焼き。テイクアウトもできるオリジナルのごまドレッシングを野菜にかけていただだきます。
餃子
常連さんを虜にするのがこちらの餃子。
どちらもおすすめと言うことで、揚げと焼きの両方オーダー。ガッツリニンニクのワンツーパンチをしっかり喰らいます!
ごちそうさま
地元の美味しい料理を最後の最後までお湯割りで合わせてフィニッシュです。二代目の次男も働いており、有望な三代目として今後安泰な「ひろ」さん。
女将さん!お相手していただきありがとうございました!
メニュー
お店情報
時間:17:00~23:30
住所:〒895-2512 鹿児島県伊佐市大口元町13−3
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