岡山県 蒜山「やまな食堂」
昨年11月末に40年の歴史に幕を閉じた、岡山県真庭市蒜山地区の「ひるぜん焼きそば」の名店「やまな食堂」が、6月2日に営業を再開しました。

創業者の山名百合子さん(82)と息子の君明さんが切り盛りしていましたが、百合子さんの体調不良と慢性的な人手不足により惜しまれつつ閉店。しかし、RSKイブニングニュースで閉店が報じられたことがきっかけとなり、真庭市に住む切明武志さんが後継者として名乗りを上げました。
元々調理の仕事をしていた切明さんは、このニュースを見て「夢を実現するチャンス」だと感じたといいます。山名さん親子も快諾し、切明さんは百合子さんから直接レシピを学び、味を忠実に再現。サイドメニューを減らすなど工夫し、少人数での営業を可能にしました。
再開初日には、待ちわびた多くの常連客が訪れ、変わらない懐かしい味に舌鼓を打ちました。創業41年を迎える「やまな食堂」は、新たな店主のもと、地域のソウルフードとして再び歴史を刻み始めました。

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お店情報
やまな食堂
時間: 3 ~11月 10:30~16:00 / 12~ 2 月 11:00~15:00
定休:木曜日
住所:〒717-0505 岡山県真庭市蒜山上長田2050−2
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