【ブログ/煮込ミスト】秋田川反の100年酒場「江戸中」細部までこだわるおでん

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秋田の川反エリア

秋田県有数の歓楽街、通称「川反(かわばた)」は秋田駅から歩くこと15分の場所。芸者の街として栄えた川反はコロナ禍で商店が激減。コロナ前に来た時より、明らかに街の賑わいは寂しくなっておりますが、歴史のあるお店が点在しており、酒場好きなら真っ先に探索したい秋田の飲み屋街です。

江戸中

1931年(昭和6年)創業の超老舗酒場「江戸中」さん。100年を超える川反の重鎮は、現在5代目が看板を守っています。見てくださいこのオーラたっぷりの外観。

酒燗器も真っ赤なカウンターも出汁も創業以来の100年もの。トイレの石畳も建具も欄間も当時のもの。そのエピソードだけで飲める。

酒燗器

静かな店内は8人ほど入れば満員になるL字カウンター。いい感じに客と大将の会話が共有できる落ち着く空間。

おでん一本勝負

おでん一本勝負のストロング酒場「江戸中」さんのおでんは、盛られる皿もきれいだが、炊かれているおでんも、真っ黒な出汁に整理整頓されて気持ち良さげに浸かっている。

おでんに全身全霊を注ぎ、愛情いっぱいかけて育て上げる。

盛り付け

この日は「大将のおすすめ」をオーダー。過保護に育てられたおでん達はきれいに盛り付けられ、魚粉や青海苔が美しく芸術的にトッピングされる。くぅ~美しい!

豆腐やちくわ、大根、はんぺんはおでん種で言うと定番中の定番だが、味付けや食感など、食べてみればわかる細部までこだわった特別な仕上がり。

熱燗

秋田を代表するお酒「高清水」を熱燗をつけてもらいます。

あの100年酒燗器は、焼き鳥を焼いている時の炭を使って稼働するらしく、週末に活躍するそうです。ってことで、鍋で燗つけてもらいます。

お銚子カッコいいし、おでんに合う~!

お勘定

インパクトある真っ赤な看板を入れば真っ赤なL字のカウンター。この日は地元のお金持ちご老人が水商売の女性3人を連れて、日本の老舗酒場の醍醐味を語り楽しくやっておりました。こんな昭和の雰囲気も最高な秋田を代表する名酒場。200年目指して頑張ってください!またお邪魔します!

メニュー

前回入店時

2019年に来た時の写真も出てきたのでちょろっと。こちらも美しいですねー。

お店情報

江戸中

時間:17:30~23:00
定休:日・月
住所:〒010-0921 秋田県秋田市大町5丁目3−15

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