【ブログ/煮込ミスト】大衆酒場ではあまり見かけないクラフトジンの楽しさを知る

ブログ

クラフトジンの魅力を知る

瓶ビールから始まり、ホッピー、チューハイ、日本酒。たまにハイボール、焼酎お湯割。居酒屋では、だいたいこんな感じの酒を飲みながら。煮込みや刺身をつまみ、しっぽり飲んでいる毎日ですが、先日、長野の野沢温泉にある蒸留所のクラフトジンに出会い、視界が広がりました。

日本最大級のウイスキー・ジンの試飲フェスへ

横浜で開催されていた「WHISKY & SPIRITS FESTIVAL 2024 in YOKOHAMA」という、オール横文字のイベントにひょんなことから行くことになり、入ってみると大手メーカーから小さな蒸留所まで、日本のウイスキー・ジンがズラリ。

ジャパニーズウイスキーの歴史は100年を迎え、世界にも認められる市場となりましたが、これから100年のジャパニーズウイスキー、ジンを支える蒸留所がここに集結。楽しみになってきました!

クラフトジンの魅力

ジンの味わいを決めるのがボタニカルと言われる素材の組み合わせで、木や葉っぱ、果実など、その土地にある自然の恵みで個性を出すことができます。飲めば一口ごとに生産地のストーリーを感じることができ、風景が広がります。考えただけでワクワクしますねー。

会場の盛り上がり

野沢温泉蒸留所のジンに出会う

今回出会ったジンで衝撃だったのが、長野県北部にある野沢温泉のクラフトジン。豊かな自然で育まれた水やお米、ボタニアカルで作られた5種類のジンがラインナップ。「野沢温泉蒸留所」は出来て1年ほどのニューカマーですが、洋酒のカリスマ元木さんという方が手がけた注目のクラフトジンということで、ブースには人だかりが絶えません。

5種類のジン

定番4種類、限定1種類をブースでは試飲でき、ジン素人の私はとりあえず一口ずつストレートでいただきます。どれどれ。

ノザワジン

ジャケットは紺だが、赤レンジャー的存在のシグネチャーモデル。杉やクロモジ、カキドオシなどの植物が、森の中でチルしてるような爽快感が特徴。好き!

クラシックドライジン

山椒をしっかり感じるドライでスパイシーな和風系。アルコール度数も高く、ソーダ割も合いそうなパンチ力を兼ね備えた、まさに酒飲みが辿り着く”上モン”系かもしれない。コレも好き!

イワイジン

桜の葉っぱやりんごの木、スモモのボタニカルで全体的にフルーティーな味わい。桜餅のような香りが口いっぱいに広がり、日本人ならどこか懐かしく感じてしまう哀愁漂う個性派。楽しくなってきました!

シソジン

見た目も僅かに赤く色付き、その名の通り、飲んだ瞬間に紫蘇の爽やかな香りを感じることができる。お湯割りでもポテンシャルを発揮しそう。感動的!

ドウソジン

野沢温泉で行われる日本三大火祭りの「道祖神祭り」を文字った限定品。祭りで使った燻されたブナの木、他にも唐辛子、ほうじ茶のスモーキーでスパイシーな香りが、幾重にも複雑に押し寄せるてくる。深いわー!

おしまい

どれも個性的で、どれも主役に成り得るジンでした。

ウイスキーと違い熟成期間が必要じゃないジンは、手軽で個性も出しやすく、これからさらに流行っていきそうですね。地方の酒場に行き、地酒を飲むのが酒場の醍醐味ですが、これからクラフトジンが酒場で当たり前に並ぶ事があったら、ついつい頼んでしまいそうです。煮込みにも合いそうだし!


コメント

タイトルとURLをコピーしました
絶景酒場MAP絶景酒場MAP