「ブログ/煮込ミスト」京王井の頭線「池ノ上」でぶらり途中下車。黒帯が集う「熊八」

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京王井の頭線で渋谷から三つ目、下北沢のお隣「池ノ上」。

この場所に移って12年、トータルで創業18年。地元の呑兵衛たちに…、いや、わざわざ池ノ上駅を降りてでも通いたい――そんな魅力的な酒場と巡り合いました。

池ノ上「熊八」

中へ入ると、手前に座敷が2島ほど、L字のカウンターには全て常連と思われる黒帯がびっしりと貼り付いている。たまたま1席空いていたのでご高齢夫婦の横にするっとピットイン!失礼します!

ホッピー 黒

白と黒あるホッピーは、ソトがしっかり冷えていて、ナカがキンミヤか「そうでない」か選べる。今回はあえて「そうでない」方を注文。

セットで400円、ナカのおかわりは250円という平成価格。挨拶代わりのお通しはわらびのおひたし。平皿いっぱいに盛られたその姿に、面食らうと当時に「只もんではない…」と、ワクワク感が押し寄せます。

刺し盛り (450円)

鯛が4切れ、つぶ貝が一個分、そしてクジラにマグロの赤身も数切れ。これでなんと450円。信じられない価格とクオリティ。利益度外視、もはや趣味でやっているとしか思えないレベルです。

牛レバー炙り (480円)

豚レバーもありましたが、迷わず牛をチョイス。デカ目の平皿でド派手に登場!

塩ごま油に、粗くすりおろされたニンニクがドンと乗ってワイルドな仕上がり。

地ハマグリバター (400円)

隣の年配ご夫婦が食べているのを見て思わず頼んでしまったこちら。

ハマグリが1.2.3.4.‥10個人乗りグランドキャビン!

ホッピーが進み、生レモンサワーへと切り替えます。

ごちそうさま

L字のカウンターの1番遠いところから、ニンニクの丸焼きが回ってくるなど、みんな仲良くなれるアットホーム酒場。

隣のご夫婦と話が進むと、何と私が通っていた小学生で先生をやられていたとは!時期は被りませんでしたが昔話に花が咲き、閉店までお邪魔することになりました。渋谷からちょいと足を延ばせば、こんな素敵な酒場に出会えるとは。人生、やっぱり寄り道が面白い!

次回は看板メニューの「もつ鍋」を食べに来ます!

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お店情報

熊八

時間:17:00~23:00
定休:木曜日
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢1丁目25−3


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