【ブログ/煮込ミスト】大人も子どもも通う“飲める駄菓子屋”名古屋「つねかわ」

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大曽根「つねかわ」

飲める酒屋、飲める魚屋、飲めるスーパー。

日常に当たり前にあるお店に“飲める”がつくだけで、なぜか魅力的に感じてしまう。それが“昔ながら”のお店ならなおさら、「なぜ酒が飲めるのか」「どんな空間で飲めるのだろう」と、ワクワクして居ても立ってもいられなくなる。

名古屋・大曽根にある“飲める駄菓子屋”「つねかわ」さん。

1975年(昭和50年)創業。奈良県で近鉄電車の売り子をしていた女将さんが、駅員さんと結婚して名古屋に嫁いだのが始まり。商売好きな性格から会社を辞め、一念発起して一枚の鉄板と冷蔵庫だけでスタート。学校帰りの子どもや仕事終わりの大人が小腹を満たしに訪れる、半世紀続く大曽根の名物店。

坂の下にも駄菓子屋さんがありましたが、つねかわの常連さんが「坂の上り下りが面倒だから、駄菓子も置いてくれ」と言ったのをきっかけに、駄菓子を置きはじめたようです。

発泡酒

メニューには載ってないアルコールドリンクですが、聞くと出て来る「のどごし生」のロング缶。

そう、飲めるのはこの発泡酒一択!

スナックロール 180円

好きな味のうまい棒をお菓子棚から選び、鉄板で卵の生地に巻いてもらう人気メニュー「スナックロール」

初めて見た「スパイシービーフカレー味」を巻いてもらいました。

他にも「タラタラしてんじゃねーよ」を使った「こんじょう焼き」や「もちどんどん」など、駄菓子を使ったオリジナルメニューが並びます。

女将さんの手にかかれば、駄菓子が粋なおやつに変わる。まさに鉄板の熟練テクニック。

「映える」「面白い」と話題になり、最近では他の鉄板焼き屋も真似し始めているらしい。著作権フリーの看板メニューだ。

お好み焼きモダン

広島焼きと大阪焼きの間のようなお好み焼き。軽やかで、サラッと食べられる。

げそ焼きと牛すじ

つまみっぽいメニューから、げそ串と牛すじ串を注文。

香ばしい醤油味が食欲をそそり「のどごし生」を煽ります。

ごちそうさま

子どもの頃から通っている成人男性や、地元のお年寄りたちに愛される街の鉄板焼き屋。かつて名古屋の街に当たり前のようにあったこのスタイルも、今ではかなり少なくなったようです。「つねかわ」さんも継ぐ人がおらず、「数年後にはどうなるかねぇ」と女将さんは笑いながら話してくれました。

駄菓子、鉄板焼き、発泡酒。

駅から歩いてでも体験する価値のある、他では味わえない空間です!

メニュー

お店情報

お好み焼き・やきそば つねかわ

時間:11:00~20:00
定休:
住所:〒462-0803 愛知県名古屋市北区上飯田東町1丁目37

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