青梅「関忠」
1件目にお邪魔した銀嶺の女将さんが「関忠」さんの方が古いかもと教えてもらってやってきました。
1949年(昭和24)創業で銀嶺さんとなんと同い年の「関忠」さん。しがない私のような酒場好きならワクワクしますが、ひとりで飛び込むには中々度胸がいるのかもしれない。そんな暗い夜道にポツンと名店のオーラを放つ外観です。
銀嶺もそうですが、青梅の街には、ネオン看板に地元「澤乃井」のロゴが入った老舗の居酒屋が多く目移りがします。
ネオン看板の作成費を酒蔵が持つか代わりに「お酒の銘柄」や「酒蔵・企業名」を入れる看板協賛。今ではなくなった仕組みですが、酒場好きにはたまらない老舗特有の萌えポイントですね。
いざ入店
入ってすぐの4人ほどが座れるカウンターと、奥には割と広めの座敷とこたつが広がります。そのカウンターと座敷の間で大将がやきとりを焼くなんとも珍しいレイアウト。
この景色、この環境で飲んでるだけで楽しくなる、そんなお店。
お酒とやきとり
地元澤乃井の熱燗を2合。「熱々にしておきました」と嬉しい気遣い。
串は基本豚の「やきとり」で、モモとツクネだけ「焼鳥」と言った感じ。奥からモモ、ツクネ、ナンコツ、カシラを全てタレでもらいます。
キムチ豆腐煮
グランドメニューにある季節限定の煮込みをオーダーするも「今日作っていないんですよー」…
ガビーーーーーン!…∑(゚д゚lll)
この日は1月の初旬の真冬ですが、何度も食らったことのある「煮込みあるある」。表情を変えずホワイトボードメニューの「キムチ豆腐煮」をお願いします。
東京の中でも特に気温の低いエリアである青梅。この日は地元の人でも「今日は寒い」と口々に言う大寒波デイ。2軒目という事もあり熱燗とセットで温まりポッカポカ。すっかり整いました!
ごちそうさまです
カウンターの黒帯達がごっそりと帰り、大将が青梅の歴史を色々と教えてくれました。
いくつかお城があり宿場町として栄えた青梅の街には、昔からある通い詰めたい居酒屋がポツポツと点在しております。
東京都内なのに地方感を味わえる魅力たっぷりの街「青梅」。煮込みもお預けになったことだし、また近々お邪魔します!
メニュー
お店情報
関忠
時間:16:00~22:00
定休:火・水
電話:0428242398
住所:〒198-0084 東京都青梅市住江町54
コメント