【ブログ/煮込ミスト】一年に一度しかお目にかかれない、八重洲「ふくべ」のもつ煮込み

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ふくべ86周年

1929年(昭和14年)創業の八重洲の老舗「ふくべ」さん。3月4日に迎えた86周年のこの日、口開けに予約を入れてやってまいりました。

お目当ては、75周年の時から周年日にのみ提供される「幻のもつ煮込み」。この一皿を求め、鼻息荒めで縄のれんをくぐります。

2022年には、一年かけてリニューアルしたふくべ。以前は一階に4人掛けのテーブル席が何卓かありましたが、現在はL字のカウンターのみ。女将と若大将がカウンターを切り盛りし、常連さんたちとの粋なやりとりが飛び交います。ひとりでしか来たことがないので行ったことはありませんが、複数名で来店すると二階へ案内されます。

瓶ビール

小瓶と大瓶から選べる瓶ビール。この後の菊正宗を美味しくいただくため、小瓶で上品にスタート。

しめ鯖

しっかりと〆られたしめ鯖で始める一杯。大事に味わってつまみながら、体をサブリミナルに日本酒モードへと導いていく。

ぬる燗

小瓶を一瞬で飲み干し、ふくべと言えばの菊正宗の樽酒へシフト。おすすめの飲み方「ぬる燗」でいただきます。

手前味噌ながら、本当に美味い!

もつ煮込み

待ってました!

分厚い半月切りの大根、こんにゃく、豚の小腸の生姜の香る優しい味噌煮込み。

適当に盛られた煮込みかと思いきや、他のお客さんの注文した煮込みを見てみると、大根の配置やこんにゃくの佇まいまで、どれも同じ盛り付け。丁寧な仕事ぶりが伝わる!

たらこ

赤字で書かれたおすすめメニュー「たらこ」の炙りを注文。絶妙な塩加減と鼻から抜ける香ばしさに、樽酒が進む。

永遠に日本酒を飲み続けられる最高のアイテムを手に入れた!

たらこと日本酒。お互いを引き立て合う中日ドラゴンズ井端荒木も顔負けの名コンビ!

ごちそうさま

チビチビとたらこをつまみに、樽酒を四合まで引っ張ってご馳走さまです。

お客さんの上品さ、若大将の小粋な切り返し。レジェンド酒場に共通する、背筋が伸びるような粋な飲み方ができるふくべ。お邪魔しました!

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お店情報

ふくべ

時間:16:30~22:30
定休:土・日
住所:〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目4−5

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