1897年創業の山城屋酒場
120年を優に超える江東区南砂にある山城屋酒場さん。外観も然ることながら、一面に貼られた短冊が圧巻のザ・大衆酒場で、家から遠くても定期的に訪れたい名酒場です。
みんなから愛される「はるちゃん」
「はるちゃん」
山城屋酒場さんの名物女将です。年に1〜2回しか行けてないですが本の取材で訪れたこともあり、いつも暖かく迎えてくれてみんなから愛される「はるちゃん」
馴れ馴れしく「はるちゃん」なんて言ってますが、実は面倒向かって「はるちゃん」と呼んだことが無く、今日こそ名前を呼んで距離を縮めたいと意気込んでまいりました。
入店
お店を覗くといつも通り満席でしたが、常連さんが気を遣っていただき、カウンターの1番奥をあけていただきました。いやー、この真っ黒になった針葉樹のカウンターがシブい!
圧巻の短冊、メニューの数々
いつ見ても気持ちいい短冊には定番メニューと旬のものが並んでおり、ボーっと見てるだけで時間が過ぎてしまうような”酒場えスポット”です。
土曜の煮込み
まずは、真夏でも大人気、土曜日限定の「にこみ(400円)」とホッピー白セット(470円)から。
横長のお皿が特徴的な煮込みは、豚の小腸とこんにゃくのみの至ってシンプルな煮込み。昔からこのスタイルでやってます!みたいな感じの煮込みでほっこりします。
カツオ刺し
いつもは〆鯖を頼みますが、この日の気分は赤字で「おすすめ」と書かれたカツオ刺し(680円)の気分。白身は薄い方がタイプですが赤身はこんくらい厚い方が美味いですよねー。
自家製の生レモンハイとグラタンコロッケ
相変わらずはるちゃんは忙しそうで、ひとりで30人近くいるお客さんの注文をとり、配膳、会計、バッシングまでこなしております。アメージング!
「はるちゃん、レモンハイください」と言いたいところですが、隙がないので今回も若いアルバイトの男の子に生レモンハイ(430円)とグラタンコロッケ(480円)をオーダー。
売り切れることもある自家製の生レモンハイがグラタンコロッケと合う~。
お会計
近くを通ったはるちゃんに思い切って
「はるちゃん、お会計を」
はるちゃん「はいよ」
最後の最後で、ついに呼ぶことができました。一度呼んでみると案外自然体で呼べた気がします。
もしかしたら「はるちゃん」という名前は、日本で1番呼びやすい名前なのかもしれません。そう言えば自分の周りにも、「はるちゃん、はるちゃん」とみんなから呼ばれ、チヤホヤされているはるちゃんが何人かいます。
はるちゃん!またお世話になります!ごちそうさまでした!
お店情報
【山城屋酒場】
住所:〒136-0076 東京都江東区南砂1丁目6−8
時間:16時-22時
定休:日曜日
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