目黒川の流域に広がる五反の田んぼがその名の由来となった五反田。 明治時代に山手線が開通すると、鉄道と川という地の利を活かした工場地帯が誕生しましたが、戦火によって焼け野原となりました。
戦後、駅周辺の焼け跡は闇市となり、それが後に独特な歓楽街へと変貌を遂げます。 一方、目黒川沿いや御殿山の瓦礫跡にはバラック作りの工場が建ち並び、ここで日本初となるテープレコーダーが開発されました。大戦後初の世界的ベンチャーとなったソニーの登場です。
雑多な歓楽街のイメージだけではない、スタートアップ企業も入り交じる現在の五反田の原型は、このような歴史の中で形作られてきました。 今回は、そんな五反田の歴史を感じさせる名店を10軒ご紹介いたします。 角打ちから正統派の大衆酒場まで登場。ぜひ最後まで御覧ください。
居酒屋の達人 by 塩見なゆ
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