【ブログ/煮込ミスト】リアル深夜食堂「こはま」で根室の夜を〆る

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1955年(昭和30年)前後に創業した「こはま」さん。

現在は、この辺りの名称“広小路”の会計係も務め、地域に貢献している3代目の大将が、ひとりで暖簾を守り続ける歴史ある居酒屋です。

根室広小路

漁師町の根室。雨が降れば船が出られず、漁師たちがカエルのように街へ湧き出し、朝までお金をばら蒔くように飲み散らかす──そんなバブリーな時代が、50年前の根室にはありました。

根室「こはま」

初代は約70年前、2階席も使うほどの居酒屋をでっかくオープン。

茶色い暖簾がかっこいい「こはま」さん

大阪の中華料理店で働いていた二代目を呼び戻し、根室の老舗洋食店「ニューかおり」での修行を経て「こはま」を継承させます。

さらに、初代の元で働いていた寿司職人からノウハウを受け継ぎ、二代目はなんと寿司屋としても営業していたのだとか。カウンターの奥行きに、かつて寿司ネタケースが置かれていた名残が感じられます。

ネタケースが置いてあったラワンのカウンタはー奥行きがある

現・三代目が店を継いでから15年。開店は夜8時過ぎ、客の入りによっては朝方まで暖簾を下ろさない──まさに“リアル深夜食堂”として、地元の人たちに愛され続けています。

ハイボ―ル

ハシゴ三軒目。まずはブラックニッカのハイボールでリセットスタート。

ブラックニッカのハイボール

きゅうり

お腹もやや満たされていたので、サラッと浅漬けでお口を整える。

浅めのおしんこ

冷酒

大将との会話が楽しく、ハイボールをあっという間に飲み干して、北の勝の冷酒へとシフト。

根室の地酒「北の勝」の冷酒をコップで

〆の雑炊

真夏は冷やしラーメンが人気とのことですが、この日は肌寒く、「とり塩雑炊」をオーダー。

〆にぴったりのとりしお雑炊

旨みたっぷりの自家製塩だれスープに、細かく刻まれた鶏肉がたっぷり。この界隈で働く飲み屋の従業員や呑兵衛たちに愛される、まさに根室の〆の味です。


ごちそうさま

楽しい根室の夜を、最後の最後まで寄り添ってくれるリアル深夜食堂。根室で深い時間まで目いっぱい楽しみたいなら、「こはま」さんは心強い存在です!

メニュー

お店情報

居酒屋こはま

時間:20時~
定休:日曜日
住所:〒087-0052 北海道根室市梅ケ枝町2丁目34


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