【ブログ/煮込ミスト】歩いて20分かけても行く価値のある角打ち「齋藤酒店」

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北九州のスペースワールド

魚住酒店」「赤壁酒店」と行き三軒目。小倉から博多まで向かってると急に「スペースワールド」というカタカナで違和感たっぷりの駅が現れます。福岡県民なら遠足やおでかけで誰もが来たことがあるスペースワールドという宇宙のテーマパークが2018年元旦まであったみたいです。

その跡地はアウトレットモールとなり、駅を降りるとイオンモールや博物館など大味な建築物がいくつも建っていて、昔ながらの酒場など無いようなツンツンした街が広がっております。

八幡の繁華街

駅からからズンドコ歩くこと20分。バイパスをくぐると急にあたたかみのあるパン店や飲食店があり昔の温泉街のような景色が広がります。

役所のお膝元には昔から飲食店や名酒場があったりします。googleMAPで見てみると「北九州八幡東区役所」が近くにありました。やっぱりね。さらに調べると1911年まで九州鉄道大蔵線という鉄道が走っていたらしく昭和の景色が広がる理由が謎解ける。

いざ齋藤酒店へ

マンションの一階にある酒屋が角打ちを30年ほど前に始め、保健所に申請し今では作った料理まで提供してくれる夢のような角打ちです。中には女将さんがひとりでお店に立っており、ゆるーくお店を回してらっしゃる。

猫のいる酒場はいい酒場

( ´ー`)。o○(入った瞬間から居心地がいい)

女将さんが座るはずのイスにニャンコがくつろぎメンチ切ってきます。怪しいもんじゃございません。猫に受け入れてもらうにはゆっくり目を閉じて敵ではないことをアピールすれば猫の警戒心が解けるとテレビで言っていたことを思い出し、女将さんがあっちを向いてる隙に3回ほどゆっくり目を閉じました。よし、多分受け入れてくれているに違いない。

角打ちではあり得ないおかずの種類

ショーケースには飲兵衛に刺さる小鉢がびっちり何種類も並んでいて目移りします。残りひとつとなっているもつ煮込みをお願いすると電子レンジで軽く温めてくれました。チンッ!

小倉の武蔵で食べたもつ煮込みもそうでしたが、関東ではまず見かけない牛シロやキャベツが入ったもつ鍋を小さくしたような独特な煮込み。もつ鍋もどこかのタイミングで食べたかったので得した気分。

ごちそうさま

地元のお酒喜多屋の冷酒を飲んですっかりご機嫌。まだまだこのお店の良さの30%も知らないですが今日はこの辺にしておこう。恐るべし、北九州の角打ち事情は関門トンネルより深かった!また来ます!

齋藤酒店 情報

〒805-0019 福岡県北九州市八幡東区中央2丁目8−19 中央町グリーンマンション


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