福島県喜多方市の老舗酒蔵、笹正宗酒造で6月1日午前、火災が発生しました。創業200年以上の歴史を持つ同蔵では、国の登録有形文化財に指定されていた蔵をはじめ、工場や倉庫などが焼損。保管されていた日本酒や酒造り用の米にも大きな被害が及びました。幸いにもけが人は確認されていません。
同蔵によると、火は同日22時30分ごろに鎮火。消防団や地域住民の尽力により再燃の危険性は低いとしている。一方で、建物の倒壊の恐れがあることから、警察や消防による現場調査が終了するまで来訪を控えるよう呼びかけています。

被害は甚大だったものの、地元有志による懸命な活動も始まっている。焼け跡からは一本一本日本酒を救い出す作業が行われ、笹正宗酒造が長年培ってきた酒造りの証ともいえる貴重な酒が救出されました。今後、それらをどのような形で届けるかは未定だが、「一本でも多くのお酒を未来へつなげたい」という思いのもと、地域ぐるみで再建への支援が広がっている。
6月4日には、代表取締役社長の岩田悠二郎氏と専務取締役の岩田高太郎氏が連名でコメントを発表。「失ったものは決して小さくありません。しかし、再び笹正宗をお届けできるよう歩み続けてまいります」と再建への決意を表明した。
また、今回の火災を受けて義援金の受付も開始されました。全国の日本酒ファンや関係者から多くの支援の声が寄せられており、笹正宗酒造の再建に向けた支援の輪が広がっている。義援金の詳細は、福島県酒造組合 義援金受付案内で確認できる。
sasamasamune1818



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