福島「大政食堂」
戦後、店の前にはまだ道路もなく、闇市が広がっていた福島の駅前。
以前は古本屋やパチンコ屋を営み、生きるのに必死だったという先代が、いくつもの商売を手がけてきたという「大政食堂」さん。

食堂として営業を始めてから約50年。現在は2代目の奥さんがひとりで切り盛りする、地元に愛される大衆食堂である。
最近は昼営業のみで、定食中心の営業スタイル。だが、旦那さんが元気だった頃は朝方まで暖簾を出し、裏の「つやこ」さんで働いていた方々が食べに来る、いわば“深夜食堂”だったそうだ。

瓶ビール
スーパードライの中瓶で昼飲みスタート。

午前中から瓶ビールが飲めるこの優越感。瓶ビールとペットは裏切らない!
ホルモン炒め
豚の大腸にもやし、キャベツ、ニラを味噌で炒めた一皿。

ビールのお供としても、ご飯のお供としても最高な一撃。
大政食堂の看板メニューで、クセになるのにクセは強すぎない。絶妙なホルモンの香りと野菜のバランスがバッチグー。
餃子
注文が入ってから包む、こちらも人気メニューの「餃子」。

終戦後、中国から帰ってきた日本兵が始めたのがきっかけで、今ではこの街を代表する名物料理となった。
胡椒のきいたパンチある餡に、とろとろの皮。酢醤油とラー油をまとわせ、一口でいく。
キレがいい!
ごちそうさま
職人さんや地元のファミリーなど、次から次へとお客さんが来店。
ワンオペの女将さんも忙しくなってきたところで、お会計。
震災も乗り越え、地元に愛され続ける大衆食堂。承継する人が今のところいないのが、少し寂しい現実。
「儲けになんかならない。来てくれるお客さんが喜んでくれるからやっている」
無理せず、できるだけ長く頑張ってほしい。

メニュー


お店情報
大政食堂
時間:10:00~14:00くらいまで
定休:水曜日
住所:〒960-8031 福島県福島市栄町12−24



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