「加賀屋」「加賀廣」「ニュー加賀屋」など、都内を中心に50店舗近くある「加賀屋」の暖簾分け店。西日暮里「喜多八」さん西船橋「まる福」さんや昨年閉店した「鏑屋」さんなど「加賀」の文字が入っていなくても加賀屋の血が通うお店もあり、東京の酒場文化を支える大きな勢力。発祥は板橋区ですが、本店は本郷三丁目にあります。
「安定の加賀屋」の本店へ
カウンターと厨房の間にある店舗名が書かれた暖簾が貫禄あり。私の地元「三鷹店」がなかったのは寂しかったですが、ついつい何軒行ったかチェックしてしまうのが酒場人の性。
「困った時の加賀屋」のどの店舗に入ろうが、何も考えず頼んでしまうのが煮込みとホッピー 。どこのお店に行っても安定のクオリティで助かります。
奥に座敷、右手にはカウンター。今回、案内されたのは初のテーブル席。おっ!?ケヤキの肉厚一枚板!テンションが上がってきましたよー!
もつ煮込み
あいさつ代わりのもつ煮込みから。加賀屋名物のもつ煮は土鍋で出てくるのが特徴で、豚の直腸(テッポー)ベースに絹豆腐のいたってシンプル煮込み。トロッとした独特の白い味噌煮込みが最高にホッコリするんです。
ホッピー
加賀屋の飲み物と言えば、看板や暖簾にも描かれているホッピー。のどを潤し、五臓六腑へと流し込む。
タコ刺し
ホワイトボードからタコ刺しを注文。タコとアジ、サバ、イカはいつまでも庶民の味方であって欲しい!
焼きもの
こちらも名物の「スタミナ焼」は豚ハラミをニンニク味に仕上げたマストアイテム。この日初めて出会った牛すじ串は、串を見つめるほど美味しく「もう一本!」すぐにリピートしてしまいました。
ごちそうさま
このあと、黒ホッピーセットを飲み干し打ち止め。やはり加賀屋さんは間違い無いですね。色んな駅にある加賀屋系酒場は正義の味方。今後も末長く東京を代表する酒場として居続けてください。
加賀屋本郷本店 情報
時間:16:30~23:00(L.O 22:30)
定休:なし
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2丁目39−5 片岡ビル
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